振興協会について・会長あいさつ

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一般社団法人 博多港振興協会
会長 渡邊 智大
 当協会は、1958年に博多港に関わる企業による任意団体として発足し、その後、1990年に博多港が特定重要港湾へ昇格したことを機に社団法人として設立され、2013年に一般社団法人へ移行しております。現在、会員企業は約200社、博多港の利用者・関係者を代表する業界団体となっており、港湾管理者(福岡市)と“二人三脚”で博多港の発展・振興に取り組んでおります。
 その博多港は、福岡都市圏のみならず、九州・西日本の暮らしや経済活動を支える社会基盤として、極めて重要な役割を担ってまいりました。

 さて、昨年(2022年)の博多港は、世界各地のコロナによる経済活動の停滞や港湾混雑、物流スケジュールの乱れ、運賃の高騰などによりまして、前半は貨物の動きが鈍っておりましたが、後半は国際海上コンテナ取扱いも回復へ向かい、2021年とほぼ同じ取扱個数となりました。また、人流面でも、2020年3月9日以降休止していた日韓定期航路が11月から再開され、その後は回復へと転じております。
 私たちは日本海側の拠点港として、博多港が持つ強みを最大限に活かしながら、さらなる効率化やITサービスの高度化などにも取り組み、港湾機能のより一層の充実・強化に向けてお客様のニーズに適確に応えるよう努めたいと考えております。あわせて、震災等の経験も踏まえ、防災・減災への対応も怠らず、災害に強い港づくりを進めてまいります。

 当協会といたしましては、これまで以上に会員一同が一丸となって、新たな博多港の物流・人流ビジネスの掘り起こしや活発化に取り組み、博多港と福岡市の存在を広くアジアへ、そして世界へと発信すべく奮闘してまいります。
関係各位のさらなるご支援・ご協力を切にお願い申し上げます。